RからC++を呼び出して計算の高速化

RからCのコードを呼び出す方法としては、SharedLibraryを呼び出す方法が標準的なのですが、それ以外の方法について。

Rcpp 0.10.0 が1週間ほど前にCRANに登録されたようで、このキッカケでRcpp自体を知ったさっきです。
これを使うと、C++のコードをsourceCpp("hoge.cpp")とRから呼び出すだけで、nativeなC*の関数をcallできてしまうという。
Shared Libraryをcallするよりも大分お手軽なので、ちょっとした数値計算だけ高速化、といったお気軽な使い方が出来そうです。
ちなみにRcppを実際に使っているLibraryの一覧もありましたが、定評どころも多いので実用に耐えそうです。

No Makefile, no command-line tool invocation -- nothing but a single call to sourceCpp() which takes care of things --- and brings us a compiled C++ function to R just given the source file with its attribute declaration.

Rcpp @ CRAN

RとC++でのMonte Carlo シミュレーションして、同一seedから同一乱数列が発生しているよ、というサンプル