転職をするべき判断基準。

この8月から新しい会社で働き始めている。
経験社数は被雇用者としては数社目の経験となる。
この年代で「数」だけを見ると多過ぎなのだが、自身なりに「経験値を伸ばせる」、「市場価値を上げられる」という基準で意思決定をしている。
(とはいえ、金融業界にいたときにはfinancial crisisによる環境の変化が大き過ぎて、半ば本意ではない状況が理由になったこともあった。)

転職をするべき状況とは

転職をするべきかどうかの基準として分かりやすのは、「この先1年居続けても、職務経歴書が肥えない」という状況。

肥えるとは、より売りやすい知識や経験を新たに積めるという意味。
分かりやすくいうならば、市場価値は上がり続けているのか?という見方。
そうではない状況というのは、必ずしも状況が悪いわけではなく、居心地が多いことも。なぜならば 新しい事をして結果を出さなくてはいけないという状況とはストレスのかかる状況なのだ。 ルーチンをこなす状況というのは楽ではある。

年齢と時間経過相応の得る事が少ない状況というのは、もはや「後退」というのが正しい認識なのだと思う。

基準のポイント

この基準のポイントは、実際に転職を決断するかどうかよりも、常に自身の経験に対して客観視を出来ているか、その経験を能動的に選んで獲得できているか、といったことを考える機会になるということ。
ひとつ会社で働き続けることが、この会社でまた1年働くという意思決定をし続けた結果であるならば、きっとそのキャリアは能動的に築かれたものであるし、また納得感もあるのではないかと思う。