HHKBがBluetooth対応したので、RMSスタイルがマイブーム。

最近、Mac Bookがお気に入り。軽い。そして何より、給電ながらUSBバッテリーを持ち歩けば、外での作業でも安心。 マシンパワーは非力なんだけれど、いつもsshでパワフルな計算機に入って分析したりコード書いたりしているから、要はX端末的な使い方が出来るならそれでいいのでは、と気がついてしまった。

しかし、MacBookのぺたんこのキーボードはちょっとした文章を打つのには良いかもしれないけれど、コードを書くとなるといまいち。 かといって、普通のHHKとなるとケーブルが面倒。 MacBookでは、アダプタを経由しないとUSBも繋げないし。

そんな悩みを、HHKBBluetoothが解決してくれた!

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MacBookのぺたんこのキーボードだと、上にHHKBを置いても干渉しない。

"RMSスタイル"

ちなみに、キーボードをノートPCに直置きして使うことを、Richard M Stallman*1がやっていたということで、RMSスタイルというらしい。

ちなみに、、探したらこんなん出てきた、、、

RMS本人が、HHKRMSスタイルをしている写真」 :)

指先が早すぎて見えないです。

http://kwout.com/cutout/8/uk/7s/2uk_bor.jpg

ファミレスでやってみた

席に座るだけで、コーヒーが勝手に運ばれてくる程度に行きつけのデニーズへ赴き、早速RMSスタイルをやってみるも、、 近くの客から無言の「うるさい」という圧が。。;)

打鍵音は気持ちいいのだけれども、やはり外ではちょっとうるさいかも。。 Bluetooth対応のType-S出てくれないかなー。。

alcuin.hatenablog.com

*1:計算機かいわいのえらい人。 リチャード・ストールマン - Wikipedia

快適な作業環境とか、Happy Hacking Keyboardをエルゴ化したりとか。

最近、おうちでPCとにらめっこをして作業をする機会も増え、快適な作業環境をということで、、

悩みに悩んだあげく、ハーマンミラーのエンベロップデスクとエンボディチェアをついに導入!

悩み始めてから長かった…なかなか踏ん切りが付かずに数年。 Cruise & Atlasと比較して延々と悩んでいたけれど、ちょうどモニターキャンペーンという名目で大幅な割引をしており、それに背中を押されたのでした。

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設置した直後の状態。

2本のディスプレイアームは可動式で、VESAマウントで固定したディスプレイを空中で縦横自在に、そして回転も出来たり。 ディスプレイの重さにあわせて、均衡がとれるようにバネの強さを調整することで、自在に。

27インチを横置き、縦置きと配置してみたり。 (縦型に配置すると、自炊した書籍やPDFなど、とても読みやすい!)

似非エルゴなHappy Hacking Keyboard

勢い余って、HHKを2台。右手用、左手用にとHHKを2台並べて似非エルゴ!

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これで、腕を広げて楽な体勢を取れて、また体勢も変えやすい。 手首を「真っ直ぐ」に伸ばす体勢を取れるので、もしかしたら腱鞘炎にもやさしいかもしれない。 一時期、手術を考えるくらいに腱鞘炎で激痛になったこともあるので、もしこれで楽になるなら安いもんだ。

本当はKinesisとかが良いのだろうけれど、体が作業環境に依存(キーバインドなど、無意識で反射的に使えているものが変わることによる認知的な負荷がめんどい)してしまうのは避けたかったので、いつもの延長線上で楽な方向を求めたらこういうことで。。。

Pros:

  • 両腕を広げた体勢で使える、体勢を変えられる
  • いつものキー配置のまま使える
  • Keyboardの種類を問わない

Cons:

  • 物理的に、左右を一定距離以下にはできない
  • (キーボード依存) 左側のFnキー + 右側の何かのキー、の組合せの場合は認識しない。(FnなどキーボードのHW側で処理されるため。なので、Ctrl/Shiftなど計算機側にキーコードが送られる場合は、何れの左右の組合せで問題なく使える。)

  • 変な人扱いされるかもしれない

総論

早速、(不本意ながら)徹夜で座りっぱなしで作業をしてみたけれど、不思議なくらい体が楽! ついつい席を立ってしまう回数も減り、実は疲れからついつい休憩を取っていたのだなー、ということに今更ながら気がついた。

Microsoft R Serverとか、Revolution Rとか。

Microsoft R Server

ちょっと前のニュースながら。ひっそりとウワサのあったように、Revolution R EnterpriseがMS群に正式登場。

とはいえDreamSpark内では"Microsoft R Server (正式名称は Revolution R Enterprise (RRE)) は、..." とか書いてあるので、いまいち混乱。 んじゃあ今までも呼び方でいいんかい、ていう。

中身は何が変わったのだろう。。

アカデミックな人向け

アカデミックの人たちは、今まで通り継続してフリーで使用が出来る。 ダウンロード先は、今までの本家のRevolution AnalyticsからDreamSparkに変更。

Download先

Open版について

Microsoft R Open

Free版の"Revolution R Open"(RRO)はどうなったのかというと、こちらはRevolution Analyticsのサイトで継続して提供しているようだ。今のところ、今後も提供され続けるらしい。 MSプロダクト群になって、Open版がなくなったのかもと心配だったので一安心。 名称は、Microsoft R Open(MRO)に変更。

We’ll continue to support and develop the Revolution R family of products — including on non-Windows platforms like Mac and Linux. The free Revolution R Open project will continue to enhance open source R.

RROの提供元は以下。 Windows, Linux, そしてMacOS X用のBinaryも配布されている。 * Microsoft R Open: The Enhanced R Distribution · MRAN

ちなみに、普通にRを使っている人でも、処理系をOpenにするだけでMKLのおかげで裏側の特定の計算がMultiThreadで動いてくれて計算が早くなってくれるのでオススメですよ。

追記(2015/1/15)

MROの位置付けを感違いしていたので修正。*1

blog.revolutionanalytics.com

日本での普及度。。

MSがサポートしてくれたおかげで、日本でも広まるとよいなー。

日本だとRREはとてもマイナーで、周りだと片手の指に収まる範囲の人数しか使っている人たちを知らなかったり。 去年にヨーロッパを1ヶ月ほどぷらぷらしてきたのですけれど、その時にお会いした界隈の人たち(アカデミックの人たち)はそろいに揃って普通にRREを使っていたので驚き。 普及にはinternet以外の何かの壁があるんだなーと思ったことを思い出す。(単に言語か?)

特に、アカデミックな人たちはタダで使えるし、また何より数億行程度のデータなら、環境を構築せずにサクッとコマンド数行で扱えちゃったりするのでかなりオススメ。

システムを構築すること自体が目的では無いならば、かなりROI高いので使うとシアワセになれるかも。

*1:MSの方に教えて頂きました。

「頭脳労働」のクラウドソーシング

ch.nicovideo.jp

単純労働の方に話が行きがちだけれども、頭脳労働の方も。

その昔、アメリカ在住の人とsmallなプロジェクトをやったときに、一緒にやっていたアメリカ人の強いすすめで、クラウドソーシングを活用しようということに。 あるアルゴリズム構築とシステム構築。

こちらは、それまで海外のクラウドソーシングを使ったこと無かったので、そういったものまでお願いできるという発想がそもそも無かったわけで。

当時、使ったサービスはこれ。

elance.com

クラウドソーシングの参加者

結局やりとりをしたところ、開発は中国在住の中国人のエンジニアの女の子。 そしてアルゴリズムの構築とプロトタイプは、なんと東欧の大学教授(!)が。

いろんな分野の専門家がいるというのは、理屈としては分かっていた物の、大学教授までいるとは。 東欧の方からしたら、いい小遣い稼ぎなのだろうか。

その彼に$30ちょぃ程度でヨローとお願い出来てしまったということが個人的に衝撃で、頭脳労働って移転しやすいのだなぁと身を以て体験した出来事だったのでした。

開発のコミュニケーション

4カ国またいでなので混乱気味に見えるも、意外やSkypeあればどうにかなるもんですね。 (時差はあるけれど、24時間開発体制と言えば前向きに聞こえるのかも。)

日本とアメリカで仕様やらビジネス側の話、東欧の先生のロジックのReview。 全てこちら側がコミュニケーションのハブとならなくてはいけないということもなく、必要に応じて、その東欧の先生から、直接中国のエンジニアに指示を出してもらったりも出来る。 ここらへんはたまたまうまく行ったから良いけれど、工夫のしがいはあると思う。

「頭脳労働」もタスクになってしまえばアウトソーシング可能

「問題解決」が、そのための「タスク=作業」にまで分解されてしまえば、頭脳労働も簡単にアウトソーシングされる。

良くも悪くも、日本語という非関税障壁があるおかげで、そのプレミアムで食っている部分も多いのかも。 これを勘違いして見誤らない様にしないと。

(余談)「英語できないことは悪いことです。」

10年ほど前に、あるプロジェクトをやっていたときの話。

その時にほげっていたビジネスの開発の一部で、オフショアに投げようみたいな話を提案される。 その提案をしてきた人は、海外生活から帰ってきたばかりの人。

安易ながら「英語で仕様書書くの大変ですよ」みたいな安直な反応をポロッとしたところ。

「英語は出来た方がいい、とか勘違いしていません? 英語できないというだけで、選択肢減るんですよ、 発注先が限られてコストも高く付くんですよ、 自身だけが英語出来ないということをコストに転嫁するのですか? 英語出来ないことは悪いこと、という正しい認識をしてください。」

〜と言われたのが、ちょっと考え方が変わった瞬間。