「予測ビジネスで儲ける人々」

予測ビジネスで儲ける人びと―すべての予測は予測はずれに終わる

予測ビジネスで儲ける人びと―すべての予測は予測はずれに終わる

昔の本なので詳しい内容は忘れたけれど、笑って読んだことは覚えている。
一昔前のアメリカの天気予報の的中率の低さの話が印象に残っている。国の機関が予算をかけて取り組んでいる天気予報よりも、「明日の天気は今日と同じ」と予測?した方が、なんと的中率が高かったのだとか。 もちろん、今は違うようだけれど。

この本は、「予測」ビジネスが行われている様々な分野を取り上げているのだけれど、「気象予報のみが、数ある分野野中で、唯一科学的な方法が行われている対象。残りはもっとヒドイよ。」みたいな論調。ここまで否定的なスタンスも珍しいのだけれども、普段統計モデル作ったりデータ分析をしている人こそ、笑って読める本。

ちなみに昔の本なのでもう絶版のようだけれど、古本で182円。。。
お暇な方はどうぞ。